NYシティバレエのくるみ割り人形

NYは冬が似合う都市です。
夏は、暑さと汚さと臭さがまじりあった混沌としたところですが、
冬のNYは見るものも楽しむものもたくさんあります。

マンハッタンにはスケートリンクがいくつも設置され、

ショーウィンドーはクリスマスの飾り付けが美しく

道端にはモミの木を売る屋台が各所に並びます。

そして、そういうところには大体、

くるみ割り人形 も売っています。

そう、くるみ割り人形はNYの冬を代表するイメージなのです。
NYの冬の風物詩、バレエ「くるみ割り人形」。

NYを本拠地とする2大バレエカンパニー、ABT(American Ballet Theatre)とNYCB(New York City Ballet)がそれぞれ上演します。

私たちは今回、NYCB、ニューヨークシティバレエのくるみ割り人形を観に行きました。

場所はセントラルパークにほど近いリンカーンセンター。ここはジュリアード学院もあるところで、月一で娘もレッスンを受けているところです。

あいにくの雨でしたが。。。
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入り口は狭いシアターですが、中のプロムナードと呼ばれるところは
広々と、そしてライティングもとっても素敵。
右側の宝石を並べたような照明は会場の内外統一されていて、とっても印象的です。
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そして中は大きな宝石。
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もちろん上演中は撮影できませんが、
シティバレエ団のオフィシャルページにTrailorが公開されています。
今まで日本でも何度かくるみ割り人形は見る機会がありましたが、この舞台美術は圧巻です。
ぜひご覧ください。
NYCB-The Nutcracker

NYCBのくるみ割り人形は、創立者であるジョージ・バランシンが1954年にNYで初演を行って以来続いている伝統ある演目です。

私のイメージでは、くるみ割り人形をもらう女の子は「クララ」(実際森下洋子さんが踊るクララを観たし)なのですが、こちらの解釈ではマリーという少女が登場。
このマリーちゃん、最初から最後までほぼ出ずっぱり。

他にもたくさんの子役がバレエ団の付属学校から出演しているのですが、
バレエというよりはまるで歌のないミュージカル?もしくはパントマイム?というべきか、みんな演技がとっても上手。

特に、リトルプリンスというマリーちゃんの相手役の男の子は、身振り手振りだけで、
『クリスマスツリーが大きくなって、そしたら、ネズミ軍団が現れて、マリーちゃんも靴を投げてやっつけようとしたんだけど、最後は僕がえいやっとネズミの王様を倒したんだ!』
という第1幕のあらすじを表現。
客席からも大喝采でした。

もちろん、ラストのパドゥドゥも一分の隙もない完璧さで、NYに冬訪れたらおすすめしたいエンターテインメントです。

そして、リトルプリンスー今までに何十人、何百人の子役がつとめてきたはずですが、バランシンの初演時のリトルプリンスは、娘の学校の創立者。毎日のように顔を合わせるそうですが、こんなところに繋がりがあったなんて、ちょっと感動ものです。

ちなみに、休憩時、レストルームに並んでいたら、You got a mailの主演女優に遭遇。こういうのもNYならではですね〜
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by nievestokyo | 2012-12-19 04:23 | NY生活
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